お知らせ

2026/06/11 19:16

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」開催のお知らせ

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」開催のお知らせ

2026年7月7日(火)〜7月18日(土)まで、町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」を開催いたします。

 

町山耕太郎の抽象画は、モチーフの形や色の組み合わせにより、「楽しい」「嬉しい」「涼しい」など様々な感情や感覚を呼び起こす。

言語を習得し様々な経験を経て成長してきた我々は、何かを見たときに、その対象物をどうしても自分の記憶や経験の中にある物事と結びつけて考えてしまいがちである。

しかし、町山耕太郎の絵画は、鑑賞者による対象物の想起をひょっとかわすような軽やかさと自由がある。

「楽しい」「嬉しい」「涼しい」などの感情や感覚を自覚し、名前をつける前の赤子の自由な感性に立ち返らせてくれる。

当たり前の日常生活からほんの少し抜け出させてくれる、一種の清涼剤とも言えるのではないだろうか。

 

 

【ステートメント】

私の絵画は、「見る」という純粋な行為を取り戻そうとする試みから始まっている。

物語も奥行きも、明確な参照対象も取り除く。

色と形を、何かの象徴としてではなく、それ自体の力で存在させるために。

インスピレーションの源は、赤ん坊が初めて世界を体験する時の眼差しだ。

その段階では、物事に名前が付けられる前の色や形が自由で開放的な感覚として捉えられる。

制作を通じて、そのような直感的でダイレクトな知覚の場に立ち返りたいと考えている。

今回の展示では、新たなシリーズ「Transition」も発表する。

風景写真の上にペイントとコラージュを重ねることで、見るという行為の中で起きている選択と移行の過程を可視化しようとした。

風景が抽象へと移行する地点。その過程をとどめた作品群である。

 

【プロフィール】

町山耕太郎

東京造形大学デザイン学科染専攻卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。

視覚をその最も根源的な状態へと立ち返らせる手段としての抽象表現を探究している。

奥行き、物語性、あらかじめ与えられた意味といった要素を取り除くことで、色彩と形態そのものが主要な要素として立ち現れ、〈知覚そのもの〉が前景化する絵画を制作している。

 

【開催概要】

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」

会期:2026年7月7日(火)〜7月18日(土) 12:00~19:00 ※日月休廊

場所:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル1F