お知らせ

2026/09/16 17:09

グループ展「PERSON(A)?」開催のお知らせ

グループ展「PERSON(A)?」開催のお知らせ

2026年10月6日(火)~10月17日(土)まで、夏目慶、Maru hiromi、Yanloによる人物をテーマとしたグループ展「PERSON(A)?」を開催いたします。

 

ユングが提唱した心理学用語である「ペルソナ」は、社会的仮面を意味し、人が社会に適応するために使い分ける役割としての人格である。それは個人が社会生活を送る中で、いろいろな環境に影響され自ら作り上げた人物像である。一方でマーケティング用語としての「ペルソナ」は、企業が顧客像を深掘りした時に現れる架空の個人の人格である。年齢・性別・居住地・家族構成・職業・年収・休日の過ごし方・性格・価値観、、、などを定量・定性的に調査・分析して設定する。ペルソナを設定することで企業内での顧客の共通認識のズレを少なくすることができ、商品開発や顧客へのアプローチの仕方に良い影響を及ぼすだろう。しかし、ペルソナに企業の願望が入り込んでしまったり、顧客の変化のスピードに追いつけなかったりした場合は失敗となる。

 

人は見た目が9割と言われたり、逆に人は見た目では判断できないと言われたりする。人の内面全てを見た目から感知できるか考えると、それは難しいように思う。しかし、内面の一部が外面に表出することはある。感情は表情として表れるし、身だしなみに気を遣う人であれば服装やヘアスタイルなどに趣味が表れるであろう。作り笑顔や仕事用の服飾品を鎧(=仮面)として武装し、自らを守ることもあるだろう。社会生活を送る我々は皆、意識的であれ無意識的であれさまざまなペルソナを使い分け、そして対する他者はその外的仮面を受け取り、相手に対して受け取り手独自のペルソナを設定する。

 

本展は、人物をテーマとした3人展である。3名の作家の作品は、外的特徴も含まれるメッセージも三者三様である。Yanloの作品では、人物と光の関係が迫真の写実描写で表現され、映画のワンシーンのような画面が物語を感じさせる。Maru hiromiによるデフォルメされた黒一色の人物は、外見で判断されることやパブリックイメージを拒み、暗闇に紛れることで自由を手にする。夏目慶の作品に登場する、意思の疎通が取れるのか一目では判別しづらい宇宙人には、他者とのコミュニケーションにおける祈りや願いのようなものを感じる。3名の作品からは、実体のある個人である自分自身や相手自身を大切にし、社会に適応するために自ら作り上げたペルソナや、他者から受け取った印象で作り上げたペルソナを、緩やかに躱しながら対話を重ねた様子である。

本展を通して、描き手や作品、自分自身との対話をお楽しみいただけると幸いです。

 

【開催概要】

「PERSON(A)?」

会期:2026年10月6日(火)~10月17日(土)12:00~19:00 ※日月休廊

場所:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル1F 

参加作家:夏目慶、Maru hiromi、Yanlo、

イベント:10月9日(金)19:00~22:00 まで、DJ/Beat Liveイベントを開催いたします。お気軽にお越しくださいませ。

※イベント開催中は、1ドリンクオーダー制とさせていただきます。

2026/08/16 23:07

ドローインググループ展「Draw」開催のお知らせ

ドローインググループ展「Draw」開催のお知らせ

2026年9月8日(火)~9月19日(土)まで、ドローイングのグループ展を開催いたします。

子供の頃は、我々ほぼ全ての人が絵を描いていたのではないか。それが成長するにつれ、いつの間にか絵を描かなくなってしまう。

絵を描くこと自体に正解はないのに、自分は上手くないと感じて絵を描くのをやめてしまったという話をしばしば耳にする。

ドローイングとは、主に線で描かれた素描や、タブローよりも肩の力の抜けた絵や即興性の高い絵を指している。

これらの特徴は、子供の描く自由な絵の特徴に近いように思う。

つまり、ドローイングと言われるものは、描き手の無意識下のものが最も表出しやすい表現方法の一つなのではないか。

もちろん、即興性の高いものから緻密に考え込まれたものまで、作家やその時々によってスタイルはさまざまである。

もう絵を描かなくなった人も今も絵を描いている人も、何か根源的なものを感じることのできる展示になれば幸いです。

 

「Draw」

会期:2026年9月8日(火)~9月19日(土)12:00~19:00 ※日月休み

場所:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1イトーピア神田共同ビル1F

参加作家様:姉咲たくみ、髙久柊馬、中村小百合、はるやまひろし

2026/07/23 16:28

サマーマーケット開催のお知らせ

サマーマーケット開催のお知らせ

8月2日(日)、タナベ画廊にてサマーマーケットを開催いたします。

古着、古本、作家オリジナルのアパレルグッズやZINEなど、この夏を彩る様々な楽しいアイテムが勢揃いします。

必ずしも絵画や写真や立体などのいわゆる芸術作品としては表れてこない幅広い表現に、身近な形で触れられる1日になれば幸いです。

この機会にぜひお越しくださいませ!

出展者
・呉 仲賢・古着 
・柏崎吾守也・アパレルグッズ 
・田辺美那子・アパレルグッズ 
・rz.・ハンドメイドニット 
・ほぼ概念保存機構・グッズ 
・KIGI PLANET・ポーチ 
・小池浩太郎・ZINE 
・坂田書店・古本

日程:2026年8月2日(日)12:00~19:00
会場:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル1F
告知ビジュアル: 柏崎吾守也

2026/06/11 19:16

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」開催のお知らせ

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」開催のお知らせ

2026年7月7日(火)〜7月18日(土)まで、町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」を開催いたします。

 

町山耕太郎の抽象画は、モチーフの形や色の組み合わせにより、「楽しい」「嬉しい」「涼しい」など様々な感情や感覚を呼び起こす。

言語を習得し様々な経験を経て成長してきた我々は、何かを見たときに、その対象物をどうしても自分の記憶や経験の中にある物事と結びつけて考えてしまいがちである。

しかし、町山耕太郎の絵画は、鑑賞者による対象物の想起をさらりとかわすような軽やかさと自由がある。

「楽しい」「嬉しい」「涼しい」などの感情や感覚を自覚し、その感覚に名前をつける前の赤子の自由な感性に立ち返らせてくれる。

我々大人が当たり前の日常生活からほんの少し抜け出せるような、一種の清涼剤のような存在に感じる。

 

 

【ステートメント】

私の絵画は、「見る」という純粋な行為を取り戻そうとする試みから始まっている。

物語も奥行きも、明確な参照対象も取り除く。

色と形を、何かの象徴としてではなく、それ自体の力で存在させるために。

インスピレーションの源は、赤ん坊が初めて世界を体験する時の眼差しだ。

その段階では、物事に名前が付けられる前の色や形が自由で開放的な感覚として捉えられる。

制作を通じて、そのような直感的でダイレクトな知覚の場に立ち返りたいと考えている。

今回の展示では、新たなシリーズ「Transition」も発表する。

風景写真の上にペイントとコラージュを重ねることで、見るという行為の中で起きている選択と移行の過程を可視化しようとした。

風景が抽象へと移行する地点。その過程をとどめた作品群である。

 

【プロフィール】

町山耕太郎

東京造形大学デザイン学科染専攻卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。

視覚をその最も根源的な状態へと立ち返らせる手段としての抽象表現を探究している。

奥行き、物語性、あらかじめ与えられた意味といった要素を取り除くことで、色彩と形態そのものが主要な要素として立ち現れ、〈知覚そのもの〉が前景化する絵画を制作している。

 

【開催概要】

町山 耕太郎 個展「Transition/いこう」

会期:2026年7月7日(火)〜7月18日(土) 12:00~19:00 ※日月休廊

場所:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル1F

 

 

2026/05/25 23:19

「切って貼る」コラージュグループ展 開催のお知らせ

「切って貼る」コラージュグループ展 開催のお知らせ

2026年6月23日(火)〜7月4日(土)まで、コラージュグループ展「切って貼る」を開催いたします。

コラージュの定義は主に写真や紙切れや布などを切って貼ることです。単純明快な技法ですが、

それゆえ画面上に立ち上がる世界観は制作者によってさまざまです。

制作者の経験や感情が、素材をどんな媒体から取るのか、どう切り取るのか、どんな支持体に貼るのか、そもそもアナログかデジタルか、

などの細かな技法の違いに反映され、全く異なる画面を作り上げます。

個性豊かな5名の作家それぞれの世界観をお楽しみください。

 

参加作家:乙未あいさ 、kerocchi、田辺美那子、ひじき、松下悠見



「切って貼る」コラージュグループ展

会期:2026年6月23日(火)〜7月4日(土)12:00~19:00 ※日月休廊

場所:タナベ画廊 東京都千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル1F